俺が求めていたものは?

最近ハッキリ言って仕事が無い。3日かかる仕事を2日で片付けたのが先週。それからなんの案件へのアサインもされないため、連携システムの次の案件の設計を一人でずーっとやっている。
もう完全に今日なんかはその設計にかかりっぱなしで、朝からExcel使って誰とも喋らずに設計書作ってたんだけど、すごいなんていうか、つまんないのね。
一昔はね、ろくに設計の時間もくれなくて、いきなりコード書いてテストして、本番稼動してから設計書をガリガリ書くなんてザラだったのよ。今でもある程度そうなんだけど。
それはシステム屋として結構ダメなやり方だと。ちゃんと業務のどこをシステム化していきたいみたいなヒアリングと要件定義をしっかりして、システムが複雑になり過ぎないように、潜在的な要求事項を予測してカバーしつつかつ将来起こりうる要求の変化やらを柔軟に対応できるように設計してからコードを書く。それがプロの手順であるべきなのね。
だから設計の時間がとにかく欲しかった。主担当は俺だから、俺みたいな若輩者でプログラマの経験も浅い奴がね、全部の設計、頭のかてぇ先輩方に指示出ししなきゃならん現状がある。でも時間が無くて設計が甘いからコーディングしてる奴には勝手に設計変更されたり、後に来る仕様変更に対応しきれずに保守に金かけたりしてそらもう散々な状態だったと。
そんな俺の願いが通じたのか、全然仕事が無くなって、時間をやるから俺一人で3社間のデータの受け渡しをするシステムの設計をしろと指令が下ってて、で「ウホホーイそんな難しいシステムの設計を時間かけてできんじゃねぇかよ」と当初テンション上げて取り組んでたと。
で、今日一日かかりっぱでその設計してて、意外とつまんねーぞコンチキショー!って嘆くに至ると。
・・・なんつーか、隣の芝生は青く見えるでないけど、「単純なデータチェックだけど量がある」、みてぇなあんまり面白くない仕事をしてる奴が羨ましくてしょうがないわけ。俺は誰とも喋らず設計してて、そういうチェックの仕事ってコーディングもテストも人海戦術でやるから、誰でも出来て面白くもないんだけど、俺の一人設計には無い「人と喋りながら開発できる」みてーな超魅力的なコンテンツがあると。
でも実際それで担当変わったら、単純に人が一杯必要なだけの簡単なシステムで、激烈つまんなくなるんだろうなぁってまた嘆くのよ。んで、「設計したい・・・」ってなると。悪循環ねぇしかし。
・・・もう少しポジティブにどういう仕事でもテンション保って仕事できるようになりたいねぇ。