決戦は終わった

dragonsSAKATA2004-09-30



ヤクルト5−3中日(30日) ラミレスが勝ち越し弾


神宮3連戦は友人がみな仕事なので1人で行った。結果だけ言えば、勝てなかった。胴上げを見ることが出来なかった。それだけが悔しいが、もはや何もない。俺が愚痴を言ったところで中日の選手達は名古屋での胴上げに向けて帰っていった。落合監督の敬礼を大歓声で迎えたファン。偽らざるファンとしての声だ。


横にいたおじさんと、その横にいた厚木の少年ながしま君と、後ろにいた中日を今日応援するために2日間会社を休んでしまってクビになったあずまさんと一緒に、もちろん攻撃の時でも、守備の時でも、選手に声援を送り続けた。まともに球場に行かない俺がこの横浜神宮6戦でほとんどの選手の応援歌を覚えることが出来た。横浜戦でぶっ壊れたメガホンでの応援を止めて、新品のメガホンも購入。俺の目の前で逆転2ランを打ってくれた井端のヘンリーネックTシャツも買った。得点が入ったときには、目の前にいたおじさんとメガホンをぶつけて握手して、ながしま君とあずまさんとは抱き合って喜んだ。


5年前の神宮9・30では山本昌が先発して優勝したので今日も昌かと思ったら小笠原だった。それは別にそこまで気にはならなかったけど、バント2回失敗したからダメだ。川相塾に入ってやり直せ。


・・・なんにせよこれで2004年の超激烈観戦ラッシュは終了。胴上げを見ることは出来なかったけど、優勝に勝る喜びはない。これで明日優勝してくれたらなにも言うことはない。なんせ5年ぶりの優勝だから。
横浜初戦、雨天中止。
横浜3戦目、ショーゴーホームランで勝利。目の前に居たカンニングの竹山に似たおっさんの応援がすごかった。
ヤクルト初戦、井端の逆転2ランに酔いしれ、同点に追いつかれたあとショーゴーが俺の目の前でまたホームランを放ち、憲伸が頑張って勝利。横にいたおっさんがロングハッピで1人でものすごい頑張って応援してたのが印象的。逆転ホームランの時に後ろの人に「やりましたね!」と絶叫していたが、やったのは井端であってあんたじゃないでしょ、と冷めた目つきでヒゲもじゃのおっさんを見つめていた俺がいた。
ヤクルト2戦目、台風のせいで中止。
ヤクルト3戦目、関川、川上に次ぐユニフォームは井端に決定。初の高級応援グッズだった。今、そのユニフォームは俺の部屋の壁にかけて次なる戦いの時を待っている。


俺の戦いは終わった。胴上げは、明日以降に持ち越された。