ついに終了



たったこれだけの結果で、俺は中日ファンをやめたりはしない。この第7戦負けることは考えてなかったとはいえ、負けたとしても、どういう結果に終わったとしても俺は中日ドラゴンズを愛している。実際負けたわけだけど愛している。
考えてみれば、うちのチームは1試合に弱かった。10.8で敗れた94年にしても。この大一番で3点取られた瞬間にあの一日が思い出された。
他の年を考えてみても、96年は最下位から異常な粘りをみせたジャイアンツに「メークドラマ」で持っていかれた。98年は大事なところで対横浜戦7連敗を喫した。99年はダイエーに手も足も出なかった。00年は同点満塁弾とサヨナラホームランで沈んだ。01年は長年続いた星野政権がBクラスで終わった。03年は阪神フィーバーで圧倒的な差で優勝された。そして今年。土壇場で土俵際からうっちゃられた。50年ぶりの日本一は夢と消えた。歓喜の頂点の日本一はまだ、中日ファンになってからの俺の記憶には存在しない。


それでも、中日ドラゴンズは魅力溢れる球団だ。一生かけて応援していかなければいけない、愛すべき球団だ。世界で一番カッコいい球団だ。そんな球団をたった1試合の結果だけで判断することなんて出来るだろうか?ちっともカッコ悪くなんかない、最高の球団だ。


来年も、俺はこの球団に声援を送り続ける。永遠に、この球団以外は応援できない。
最後に、落合監督へ。


「今年一年、夢をありがとう!!」


145試合、最後までありがとう。
そして、来年また強いドラゴンズを我々ファンに見せてください。