3日間、時間をやろう



神様の声が聞こえます・・・
「この週末、試練を与える。金土日、死に物狂いでストレスと戦え!」


ジーザスが言ったのか言ってないのか分かりませんが、この週末ははっきり言って試練です。ビックリ試練です。まず何が試練かというと、昨日金曜日はですね、使えない奴と仕事+新人2人+人間少ない+ラストという波状攻撃です。本日土曜日は、いつもより2人少ない+内訳はベテラン2名(鬼速)、ヘルプ2名(ちょい遅)、新人2名(廃遅)、臨時で店長(亀)+空からのレイン+ラストというコークスクリューブロー3連打です。
金曜日は忙しいのにベテランは休みたがるので走らなきゃいけないっていう時点でストレスが溜まっております。そしてコミュニケーションスキルが異常に低い奴とのラストなので会話もありません。バイクに乗ってる間に編み出した必殺ギャグを披露するわけも無く、そのギャグは意識の海に消えました。いいギャグだったんだけどな。
「1.2.3、ダァイアナ妃事故の瞬間!」
「あらやだパパラッチよ、キャー電柱!」
それでも23時半には仕事をさっさと終わらして早上がりで帰ったのでまだヨシ。そして運命の本日。
まぁピザ屋に着いた瞬間に店内が配達待ちのピザだらけっていうのが俺を精神異常へと駆り立てるわけですよ。新人が今来たばっかりの俺にゾンビのように群がり、「坂田さん道教えてもらっていいですか」「ここはどうやって行ったらいいんでしょう」「どうしたらいいんでしょう」「最近株で大儲けしましてお金がたくさんでどうしたらいいんでしょう」「最近フレディ・マーキュリーが俺の感性を刺激しましてどうしたらいいんでしょう」と質問の嵐ですよ。そのせいで出勤前のタバコが吸えなかったわけです。全員1列に並べて地獄突きしてやろうかと思いました。
止まらない注文、屋根付きないから普通の3輪で死にかけの配達、しかも隣町に配達に行った際にバイク止まって2キロぐらい押して、やっとエンジンかかって帰ってきたら当然注文の山がまた俺様を襲い、ラストまでそれは続き、24時ジャスト注文といううちの店のシステムを知り尽くした(うちの店は24時1分にオーブンを止めるので、24時ジャストは注文取っちゃうんです)嫌がらせを受けて、やっとこさ帰ってきたわけです。
「ご注文でよろしいですか?」「うんにゃ、ただの嫌がらせ。あと20分で持ってきてね」あと1分このウンコの注文が遅かったら「ピザぐらい自分で作れ!」と電話を切れるのに・・・!
きついです。マジきついです。しかも明日は日曜日なのに棚卸しです。忙しいです。雨です。助けてちょんまげ。神の与えたもうた試練とはいえ、あんまりにも酷いです。腰痛で泣きそうです。
「神様、この試練を怒り狂うことなく終えたら私は強くなれるのでしょうか」
「うんにゃ、ただの嫌がらせ。頑張れよ」