レポートめんどくせー



卒業制作も提出し、後はテストとプレゼンを残すのみ・・・の筈だったのだが、他にも課題が出つつ、さらにおいらに関しては毛無しの先生の課題を出していなかったのでそれのレポートも完成させなきゃいかん。テスト勉強もある。何より引越しが控えている・・・色々めんどくさいのだよ。
学校そのものは課題さえ出してあれば2月はほぼお休みなので、快適新居生活を満喫できることと思うが、それでもやらなきゃいけないことが多いのも事実。無職になったって忙しさの種類は違えど変わらず忙しい・・・そしてもう休む間もなく社会人生活に突入〜という感じで、結局学生時代は高校時代も含めて、他の人間と比べて圧倒的に自由な時間が少なかったなぁ。
書くこともそんくらいしかないので、時間という概念を考えると、友人達は実に毎日ヒマそうであった。毎日遊んでばっかりいて、金がそのうち無くなる。毎日どっかにたまって遊んでいてもそのうちやることも無くなる。もちろん「お小遣い」とかいう月々の収入でそれらはある程度サイクル化されて、実に面白いようにグルグル同じ事を繰り返していた。俺はというととにかく毎月貯金をして少しでも将来の学費に当てようとその当時から毎日毎日3Kの仕事をこなしていたわけだ。
ヒマの固まりであった友人達は、結果的に今、大学を辞めて海外に行ってたり、就職をして毎日働いたかと思えばすぐ辞めてフラフラしていたり、フリーターを続けていたりとろくな進路を選んではいない。中にはしっかり大学に残ってる奴も多いんだけどね。高校時代の友人はホントに進路を誤ってる人間が数多く居る。
それに比べると俺は牛歩の歩みではあるがゆっくり、着実に自分の夢という奴を実現させつつある。奴らに無くて俺にあるものは夢だった。俺に無くて奴らには時間が大量にあったというわけ。奴らにも夢はあったけど何かろくな夢が無かったからな。タレントになるだの社長になるだの。
「都内で普通の生活をする」といういたってシンプルな、それでいて実現には色々な苦労が伴う、そんな夢を昔からずっと持ち続けていた俺様が最終的には夢を最速で叶えている訳だ。地元の工場を面接10分で受かって就職している人間達を見ると実に「俺はこんな人間にはなりたくねー」と反骨精神むき出しで頑張ってきたのが結果的には功を奏したらしい。
夢を叶えようだの夢は素晴らしいだの愛だの恋だのと熱烈に呼びかけるような10代の代弁者と抜かすアーティストの粗製濫造の歌は大キライだけど、生活に関する夢だけは明確に持っておいたほうが絶対にいい。それは強く感じている。俺みたいにサラリーマンが夢ならそれでもいいかも知らんが、「タレント」とか「ミュージシャン」とかそういう夢をただおぼろげに持っていた奴は、人生の普通ラインから大きく外れていった。本気でそういうものになりたくて、学校に行ったり養成所に通ったりした人間の悲惨な毎日は語るに及ばない。人間らしさをすっかり失った生活をする人間を見て、俺の「都内で普通に生活をする」という夢をいつも再認識してきた。絶対にこうはなりたくないぞ、と。
だから「あたしはすぐに結婚したい」とか、「自分ひとりで誰にも頼らなくても生活できる環境」とか、そういう夢は間違いなく必要。それが無いと、なんか就活とかで躓く傾向にある。やりたいことも無い、特に何もしたくない、と、結果的に生活を悪いサイクルに持って行く意思が勝手に働くことになるからだ。
長々と書きすぎた。結局俺が言いたいのは、「生活に関する夢は持っとけ」ってことだな。