悲劇が前触れもナッシングにやってくる



今日は22時まで月末書類を整理しまくり、タイムカードやら何やらをさくっと上司に渡してさー帰るかと駐輪場のマイチャリ(ドンキホ・ーテで購入)を転がし、よし家まで全力ダッシュだぜカールルイス!(名前付けた)と勢いよくペダルをぐぃんと漕ぎ出すも、かけた体重に全くスピードと呼ばれるロマンを感じさせるその言葉の響きってなんかいいよね的な酔っ払った人がたまに言ってそうなその言葉の動力を全く感じさせず、俺のかけた54kgもの体重をまるで空虚に「つつみぃこーむよぉにぃ〜〜」とミーシャのソングが聞こえるかのごとく空振りさせ、あれおかしいなとチェーンを見てみたところ、まったくもって衝撃的にチェーンと呼ばれる俺たちチャリ族のパワーを「前に進む」という力に変えてくれる素晴らしい人生の発明品が、スプロケットと呼ばれるカールルイス側で俺の発した信号を愛の告白のように受け止めて車輪を回してくれるものに引っかかっておらず、「なんじゃこりゃ」と松田優作ばりに心の中で絶叫、実際は「ちくしょう・・・」と男に逃げられた場末のスナックのねぇちゃん(子持ち)のように小さくつぶやくとともに、それを修理し・・・

何が言いたいかっつーと。お前のせいで30分帰るのが遅れたぞ、と。カールルイス。