解放



終わった。監査。
1人の開発者として、1つの依頼のプログラム修正を担当してからずーっとこの案件に携わっては来たけれど、こんな上の担当者扱いになるとはつゆ知りませんでしたと。
そう、気がつけば開発したシステム全般の「開発担当者」にあずかり知らないところで任命されていて、昨日今日とクライアントに応対して居たのだけれども、上手いことうちのシステムのドキュメント整備の甘さをズバズバ指摘されまくって、手の震えが80代のじいさんのようになってた2日間でした。
今日の後半くらいからシステムを構築するに当たってのドキュメント整備と手順と流れが、まぁ当然クライアントとしての要求事項も高かったわけなんだけど、なんかの規約で標準で定められてる規定を会社として遵守できてるか?的な話まで進んでしまって、どんどん大きくなっていった。
そこら辺は偉い人に任して、後半は聞き役に徹することが出来た。結局最終的に大きい指摘に発展するほどのドキュメント不整備が無かったので、俺はこの時点でお役御免。
有用な話も聞けて、俺個人としてのシステム屋としてプラスになったんではねかと。
監査本番ではこんな感じで結構勉強させていただきました〜と終了出来たけど、今回のその俺が担当した核部分であるドキュメント整備では、猛省部分がドカンと爆発したかな。
まず上司のベイビー誕生イベントで、完全に俺が開発担当者の一番上みたいな扱いになってた。それはもう、100%に近いくらいのレベルで。そのまま上の当日対応につながっていくわけだけど。そんなのギリギリまで断って、あくまでSEクラスの人間のサポートとしての立場に俺自身を置かないと、もっとクライアントからの指摘が強烈だったら死んでたね。そういうビジネス的な部分は喋り慣れてないし、ボロが出るの目に見えてるんだから、経験で担当者を選定してもよかったね。
あと担当者が20人くらい居た中で、過去のドキュメントを一つ一つまとめて、作成されていない部分のチェック、作成、校正を1人でやって徹夜とかまでしてたので、チームを上げて人員を投入してもらったはいいけど、俺が結局指示のために時間を割いている分、最終的な確認を俺が出来なくて、ドキュメント全体の品質はもう下がりに下がってたっつーのもあったね。
あと俺の権限の線引きとして、明らかに2年目のPGがやっていい領域をはるかにオーバーして、SEクラスの人間の仕事まで俺が担当していたっつーのも、あまりにも個人の能力というか俺の火事場の馬鹿力に依存しすぎていたね。
・・・とまぁ仕事の話を延々とまとめてみた。頑張ったよ俺は。明日から社員旅行いてくる。