おっ!

メシいくべとエレベーターの↓を押して、開いたので入ったら中に女の子が。あれ、珍しいなと1階を押して下る。そう、うちのシステムのフロアは最上階なので、エレベーターで降りる人は居ても、中に残る人はいないのだ。
ほいでボーっとしてたら女の子が話しかけてきた。
「あのー、アルバイトの面接って・・・どこでやってるかわかります?」
俺はこのビルの会社の社員じゃないので、んなこと分からん。当然、「いやー・・・存じ上げないですねぇー」って返してしまった。んで、「4階でそんなことやってるのは見たことあるんですけど・・・」って具にもつかないヒントをあげたら、「そうですか・・・ありがとうございます・・・」って4階で降りていった。
これはアレだよね。俺の幸せになりきれない人生を物語ってるよね。俺はエレベーターを降りた後考えた。ちくしょー、一緒に社員の奴に聞きに行ってなんかそんな感じで助けてあげれば、この悶々とした微妙な感じにはならなかったに違いない。
別にそれで出会いが云々・・・みてーな三流ドラマが欲しいわけじゃなくて、いいことできるチャンスだったのにそれが出来なかった、ほいで悔しい、みてーな。悪いことしてやんなきゃよかったーって後悔することあるけど、いいこと出来なくても後悔するってことを今日知ったよ。
いい人になりたいわけじゃない、そうじゃないんだけど、なんかやりきれない感じがね。ここでちゃんと案内してあげられるのが幸せになれる人なのかもしらん。
・・・次のチャンスは生かそう。