干され

干されている。
別にそんな露骨にやられているわけじゃないけど、この仕打ちは酷い。
経緯は、うちの先輩がやってた仕事があったんだが、別のWebの緊急案件が飛んできてそっちの対応をしなきゃいけなくなって、代わりに俺が先輩のやってた仕事をやらねばいけなくなった。
その先輩のやってた仕事だが、ただの書類整備。それも2年前の案件でテストに表紙は無いわ、テストの結果は無いわ、担当者の印鑑は押してないわの書類たちを1枚1枚チェックしていくクソな仕事である。
こんなの入ったばっかの奴か、仕事できねぇ奴に回して、Web方面のスキルを比較的持ってる俺を緊急案件に回したほうが絶対いいんでないでsky?
だが、クソ資料整備は去年在籍していた俺と先輩の上司が残したいわば負の遺産。俺か先輩がやるものとチームリーダー的には目しているらしく、先輩ダメなら坂田しかいない、という押し出しの原理で俺がどうでもいい資料整備を1日中やっている次第である。
スキルがまったく上がるような要素が無く、ただただ書類の不整合だけをずっと見ていると、エライもんで悟りを開ける。
コレは必要な作業なのか?コレをやることで誰が喜ぶのか?俺は一体何のためにコレを整備しているのか?俺は何なのか?俺は地球のためになにかしているのか?俺は宇宙で何が出来るのか?俺が宇宙に残すものって何なのか?
そんなこんなで悟りも開けて疲れたので帰宅。書類整備はホント罰ゲームだよー。