バイオハザード2アポカリプス



今日は台風直撃デー。だけどお休みなのよ!で、夜の日本シリーズを楽しみに待っていたらさすがにあのテント球場西武ドームは中止になったので、男3人でバイオ2を観にいってきました。
雨が降り止まぬ中で行きましたがレディースデーということもあり人はそこそこ入ってる模様。予告を見ながら次回以降の映画鑑賞の予定でも立てる。まぁ「いま、会いに〜」は竹内結子だから観る。「saw」は久しぶりのキティガイ映画なので期待。「es」以来のストレス映画だ。「トゥーブラザーズ」も観ておかないと。


で肝心のバイオ2の感想ですが、相変わらずネタバレ満載なので「これから彼氏と観にいく予定だったのに何てことしてくれてんのよ!」とかお怒りになる予定の方や、「おう、なんてこった。観にいく気がしなくなったよ!」と俺を殴りに来る予定の方は静かにブラウザを閉じましょう。


キャスト
アリス=ミラ・ジョヴォヴィッチ
ジル=シエンナ・ギロリー
カルロス=オデット・フェール
L.J.=マイク・エップス
こんな感じのキャスト。前作を観ておりませんので連続出演はミラぐらいなもんなんでしょうか。よく分かりませぬ。ゲームの映画化はコケるという定説を覆した前作でしたが、今作品はどうでしょう。
まず今作品ウリのポイントがよく分からんかった。この映画のウリって戦闘シーンじゃないの?戦闘シーンが敵がCGだからか知らんけど、やたらめったら速いんですよ。目が痛くなるくらい速い。そしてそのせいで何してんのかよく分からん。ワイヤーアクションなんかも散りばめてはいるけど見所はなかったかな。
おいらが思うに、この映画のウリはジルを演じたシエンナ・ギロリーのセクシーショットでしょう。咬まれたら終了なのに、セクシー衣装で出てくるシエンナに萌え。ミラ・ジョヴォヴィッチはおいらが嫌いなタイプの女である上(コーマンチキ、バカ)別に可愛いとは思いませんでしたのでシエンナばっかり観てました。
後、冒頭の方でシボレーがウィルスに町が完全に侵食される前に要人を救出しようと町を走るわけですが、8台くらいの走行で縦一列。しかも車間距離が50センチくらいしかない。ピザ屋で車間距離に気をつけて運転してるおいらは気が気じゃなかったです。「おいおい、近すぎ!近すぎ!前の車がブレーキ踏んだらどうすんだよ!」って感じでした。車線3つくらいあんのに1つしか使わないし。
ゾンビとかは別に怖くなかったです。作中には突然音を鳴ったりするシーンが腐るほどありましたが、別にビックリもしなかったし、前で観ていた女がのけぞったりするのが逆にビックリしました。
この映画の心理状態としては、L.J.初登場時のシーンが最もそれを象徴しております。町はゾンビだらけで運転していたマイク・エップスは徘徊するゾンビ君を思いっきり車ではねて「惜しい、10点!」となかなか笑えるコメントの直後、半裸の女ゾンビに見とれてオカマをほってしまいます。あれが突然町中がゾンビだらけになってしまった人間の心理状態じゃないでしょうか。
ストーリーが破天荒で楽しかったです。突っ込みどころはまだあるし、なにより飽きない展開といえば展開なので面白いかな。煮詰めていくと中途半端という結論が出るけど。「なんで裸のゾンビはいないんだ?」というゲームの世界に飽きた人、シエンナに恋をしたい人、親子の愛情を感じたくない人は観てみると面白いんじゃないでしょうか。