あfghふじこl;



金目当てでやった。
今は後悔している。


今日はなんだっけか、なんか昔チョコレートに毒を混ぜたお妃さまの誕生日だっけ?ま、そんなことはどうでもいいよ。おいらのハケーン一発目の仕事の内容を今から書くよ。(注 あたくその日記にしては激しく珍しく、シモ・スラング、略して「酔っ払ったサラリーマン〜かかってこい課長のハゲコラァ〜」を激しく使った日記になります。この日記を日参していただいてる健全な少年・少女達は静かにブラウザを閉じてしまうか、おいらに慰めの言葉でもください。


さて、今日の仕事です。


ア ダ ル ト ビ デ オ (正確に言うとエロDVDが大半)の検品でした。


うぉぉぉ〜!こ・の・や・ろ・う〜!!何が楽しくてバレンタインデーにAVなんか検品しなきゃいかんのよ!!馬鹿じゃねぇの〜!!


仕事紹介の流れ


「仕事の確認したいんですけど・・・」
「あー坂田さん木曜日以降は出れないんですか?」
「はい、すいません・・・ちょっと予定が」
「そうですか・・・一週間で出れないとちょっと・・・単発の仕事があるんですけど、倉庫業なんですよね」
「大丈夫ですよ」
「時給下がってしまうんですけど」
「ああ、大丈夫ですよ」
「で、内容なんですけど、ビデオの検品なんですよ」
「ええ」
「で、そのビデオの内容が・・・ ア ダ ル ト ビ デ オ なんですよ」
「・・・・・・・・・・・・いや〜・・・・・・他の仕事はないっすか・・・・・?」
「単発の仕事は・・・無いですねぇ」
「分かりました・・・」
「あとアダルトグッズとかももしかしたら検品していただくかも・・・」
「いや!う〜ん・・・分かりました・・・」
「はい・・・じゃあ作業の場所は・・・・」


正直、ビデオの検品と聞かされたときに映画好きのわたくそは「お、洋画か。最近観てねぇし、パッケージ眺めんのも楽しいしいいかもな」と楽観しておりました。心の安全弁みたいなものがその言葉の裏に潜む恐怖をストップさせていたのかもしれない。ビデオが急速に普及した理由は洋画じゃない。・・・洋ピンだ・・・
でもこれで断るとまたまた仕事が無い。面接してからもう一週間弱。いいかげんなんでもいいから仕事はしたい。金もそんなに安心できる状況じゃない。でもさ、何が良くて他人のおかずをこの有能な戦闘員に検品させるのさ?
もういいや!ということで受けてしまって、ねぇ。かくして人生で最悪バレンタインベスト3に確実に食い込むであろうその日を迎えることになりました。


仕事


シュリンク加工してあるエロDVDをチェックし、箱に詰める×8時間


もうね、今日一日でおいら1万本のDVDチェックしたの。すっごいどうでもいいの。パッケージ見ても興奮なんか絶対しないの。たしかにおいらも日本男児。そういうものを見てどうたらこうたらっていうのはあるけどさ、日が日じゃない!!


初回・・・エロゲーを詰める。すっごいこれを買う奴をぶん殴りたくなる。
次・・・エロティックランジェリーとかいうムチムチ姉ちゃんのDVDを600本詰める。このあたりでどうでもよくなる。シュリンクが切れててもシカト。報告もしないで箱詰め。
次・・・ナンパどうたらこうたらとかいうシリーズDVDを4000本詰める。狂ったように同じ奴しか来ない。日本は平和だ。
次・・・レズビアンどうたらこうたらとかいうでかいDVDを2000本詰める。終わって休憩。寝てた。目開けるとアダルトだから。
次・・・最悪面接とかいうDVDを2000本詰める。俺の今の状況が最悪。腰痛い。シュリンクの機械の送風の近くに居たので喉が死ぬほど乾く。
次・・・女子高生スペシャルなんたらかんたらとかいうDVDを1600〜2500詰める。もう数わかんね。これで終了。帰宅。


もうどーでもいいねー。
あ、人がこれを読んだら予想される意見的なものに反論しておく。



そんなこといって、おいしいとか思ってんじゃないの?このスケベ

貴公が言いたいであろうことは物凄くよく分かる。もし俺じゃない違う人間が同じ立場ならば同じ感想を抱いたであろう。だがしかし、考えてみたまえ。商品が変わるだろ?ランジェリーからナンパ物へ。そっから2時間俺はず〜っと立ちっぱなしで同じナンパ物のパッケージを詰めていたのだよ。エロ本コーナーの物色とは訳が違うのだ。ず〜っと目線に黒が入った女の子の上のシュリンクの出来をチェックしていたのだよ。

そんな仕事をする人だと思わなかったわ・・・

貴女が仰せられること、真に心に突き刺さる。別にこんなもん断ればよかったのだ。つーか断りゃよかった・・・人がお金を得るって大変なんだわ・・・とおいらは今日一日中感じておった。真に低俗な仕事をしてしまった。突き詰めて言えば金なのだけれども。


今は後悔している。