一日を無駄にしてしまった



・・・気が付いたら15時だったんだ。で、なんだ、まだ夜の3時かと勘違いして、もう一度俺は眠れる森の少年になったのさ・・・
俺が目を覚ますと、そこには信じられない光景が広がっていた−−昨日買ったイッツマイベスト、カーテンをゆっくり引いてみると、なんと太陽の奴、ノックアウトされてて夜になってたんだ。信じられるか?
しょうがないから布団をたたんで、部屋の掃除をして、洗濯機を回して、ショッピングに出かけて帰ってきたらもう21時だった。俺は部屋で叫んだね。「ファック!俺のホリデーを返せ」ってね。もちろん、太陽は帰ってこなかった。
大体休日ってのは短く感じるんだって俺のファザーも言っていた。少年の俺は、そんなことあるわけないって思ってたんだけど・・・現実はどうだ?短いどころか終わってる。「オーマイゴット」と叫んでみたところで時間はもどってきやしない。スイミングに行く予定もパァだ。
だから、俺は次のホリデーはもっと有意義に過ごすつもりだ。ファッキン睡魔と闘って、20時間くらい生活しなくちゃ、腹の気が治まらない。明日はワークが待ってる。俺の生活はこうして繰り返されるのさ−−−