西洋文化がやって来た



ベッドが来た。ついに夢の品がやって来た。読みもしない新聞を片付けていたら不在連絡票があったので、佐川急便に電話して、楽しみに待って一時間。ようやくでかいダンボールに包まれた、その夢の証は我が家に根を下ろしたのだ。
3時間ばかし昼寝をしてみた。うむ、悪くないぞ。俺の大嫌いな万年床スタイルを地で行くようなベッドシステムだが、修学旅行で行った高級ホテルのベッドや、友人の家のベッドを見て「やっぱこれからはベッドだなや」とずっと考えてきたのだ。
そして部屋の大掃除、配置転換を敢行して、布団を大急ぎで干して(本当はうちのアパート布団を干すと怒られる)ついにベッド降臨・・・と相成ったわけ。いや、快適。
ベッドごときでそんな喜ぶなんて、よっぽど金無かったんだな!と思う奴は居るかも知らんが、ベッド買うだけなら別に700個買えるくらいの給料は貰ってたんだ。でも、それを買うべきか否かをこの年まで自分の金の使用の脳内議論の議題に上げなかっただけ。音波ハブラシ買ったり、電気シェーバー買ったり、快適な生活空間を手に入れるために最近は金を使うようになったってだけだ。着々とセレブ。次はソファーだ。