レザボア・ドッグス



ずいぶん久しぶりに新規開拓。タランティーノの映画。
ストーリーは、

鬼才クエンティン・タランティーノ監督の、記念すべきデビュー作である。当時弱冠28歳でレンタルビデオ屋の店員だった彼が、自ら書いた脚本を売り、わずか3万ドルの低予算で監督、脚本した。なお、この脚本はのちに『トゥルー・ロマンス』として映画化された。
宝石強奪のために集められた、互いの素性は知らない6人の男たち。彼らは計画どうり宝石店を襲撃するが、逆に包囲していた警官隊の猛攻撃を受ける。彼らの中に警察の「犬」が紛れていたのだ。
この若き天才監督が撮った傑作バイオレンスは、脚本に惚れこんだハーベイ・カイテルの資金援助と出演というバックアップを得て制作された。カンヌ映画祭では「心臓の弱い方はご遠慮下さい」という警告つきで上映されたほど、世界の映画界に大きな衝撃を与えた。タランティーノの神話は、この1作から始まったのだ。(Amazon

こんな感じ。

さて、問題のバイオレンスっぷりについては、もっと酷いのもなんやかやで観ているので嫌悪感はなし。esとかのほうが何倍かバイオレンス。
で、ストーリーに目を向けると、タランティーノお得意?の時間軸ずらしの元祖と言うべきか。これは結構面白い。考えながら一本の線になって、「そういうことか!」とスッキリするおいらのような人間も居れば、「編集遊びじゃん」と逆に敬遠する人もいらっしゃる。誰が「犬」だったのかは結構早い段階で分かったんだけど面白いね。
俳優陣はイイね。ハーベイ・カイテルティム・ロス(この人は海の上のピアニストもやってて好き)、生瀬勝久にしか見えないスティーブ・ブシェミ、サイコ野郎マイケル・マドセン(この人他の映画ってあんま出てない?)良い演技でした。
ただ、パルプ・フィクションとどっちが好きかっつったらやっぱパルプ・フィクションだなや。同じ時間軸ずらしの映画ではあるんだけど。なんつーか、あっちはこう完全スッキリ系。こっちは若干モヤモヤ系。あ、でもイライラ系とは違うのよ。クソ模倣犯みたいなのは完全イライラ系。一生やってろ。
あー家の近くにGEOあるのって便利だわ。毎週これから行こう。